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クラスから時間へ。自由をもとめて。
2学期。久しぶりに登園した子どもが、
悲しさや寂しさを訴える姿が見られます。
快適100%の家での生活から、
いろんな不快や不便を強いられる
ようちえん生活に戻るのは辛いだろうなあと、
先生たちは温かく迎えます。
いっぽう毎日ようちえんで過ごした子どもたちは、
ひさしぶりの「かぞく」での生活を
少々息苦しく感じているように見えました。
特に年長組の子どもたちは、
来月の運動会にむけて早速役割分担を話し合い、
会議や練習に励むことになるため、
「かぞく」での時間が重たくなるのかもしれません。
そんな両者が一緒になり、羽根を伸ばし羽目を外す(?) 場が、
今年度から名称とコンセプトを変えた
預かり保育「うさぎtime」です。
「クラス」から「時間」へと名称を変えたのは、
一人ひとりの子どもが、より一層
じぶんが主人公になる時間にしてほしかったから。
象徴的に変えたのは、3時のおやつ。
これまでは、(ある種の教育的強迫観念的に)
いただきますからごちそうさままで、皆で一斉に行っていました。
あそびを無理矢理中断させて
おやつの場に強制送還される子どもの気持ちは、
あまりたいせつにされませんでした。
これを「一定の時間内に、各自が好きなときに食べる」
自由度の高いルールに変えました。
おやつの時間になると、子どもたちはめいめいにやってきて、
うどんをすすりおにぎりにパクつくのです。
一緒にあそんでいた仲間同士は、
食べる時を合意形成して連れ添ってやってきます。
一人で来ても、そこには誰かがいて、
なんとなく一緒に食べることになります。
座る場所もじぶんで選びます。
食べるペースもじぶんで決めます。
皆で一斉に食べるお昼ごはんとは違った、
これまでにない「うさぎtime」らしい時間がそこには流れており、
一人ひとりの「らしさ」が解放されています。
大人が作った制度が子どもをどのように分けたとしても、
子どもたちは分け隔て無く、
子どもらしさ、じぶんらしさを発揮してくれる。
ただし、そこには子どもをよく見ている大人の視点でつくられた
「ある環境」が必要。
それがなんであるかは、
子どもに教えてもらうしかないんですよね。
日 | 曜日 | 週数 | 行事 | 降園時刻 |
---|---|---|---|---|
1 | 火 | 21 | 始業式 | 14:00 |
1 | 火 | 21 | 給食始まり | 14:00 |
2 | 水 | 21 | 絵本貸し出し始まり | 13:00 |
3 | 木 | 21 | 体育あそび始まり | 14:00 |
5 | 土 | 21 | ようちえんかぞくH28年度入園説明会 | - |
5 | 土 | 21 | OPENDAY | - |
7 | 月 | 22 | 第1回うんどうかい保護者企画MT | 14:00 |
9 | 水 | 22 | 9月うまれのおたんじょうかい | 13:00 |
11 | 金 | 22 | 親子学級 | 14:00 |
12〜13 | 土・日 | 22 | ランニングクラブ主催 マラソン&キャンプ | - |
15 | 火 | 23 | 保育参観 | 14:00 |
16 | 水 | 23 | 保育参観 | 13:00 |
24 | 木 | 24 | うんどうかい予行 | 14:00 |
25 | 金 | 24 | 子育てあのね | 14:00 |
日 | 曜日 | 週数 | 行事 |
---|---|---|---|
5 | 土 | 21 | OPENDAY |
5 | 土 | 21 | ようちえんかぞくH28年度入園説明会 |
9 | 水 | 22 | いねかぞく絵本貸し出し開始 |