2016年夏仕込み、のぼく。

昨日まで梅雨らしい雨が続いた7月1日。
朝から久しぶりにお日さまが顔をだし、
セミがこの夏の初鳴き。
いよいよ、はまようにも
本格的な夏がやってきました。

すでに毎日のように（雨の日さえも）
楽しんできた水遊びやどろんこ遊びに
くわえてプール遊びが解禁。
セミ捕り虫捕り、
育てている夏野菜の収穫や、
年長組は六甲山でのお泊まり保育も待っています。

はまようランニングクラブは、
久しぶりに
24時間リレーマラソンにも出場。
参加の子どもたちは、
大人が身体を張って
本気であそぶ姿に
心を動かされます。

実は、これ、子育てのポイントです。
海へ、山へ、川へ、まちへ、里へ、
いつもと違う
特別な場所へ繰り出す夏。
そのとき大人は、
ふだんよりちょっとだけ
頑張って「いいところ」を見せましょう。

魚を釣ったり、ごはんを作ったり、
ただ一緒に海やプールに入ったり、
重い荷物を運んだり、
なんだっていいんです。
暑いの苦手な人は、博物館や美術館
なんかもおすすめです。
素敵な場所へドライブして
連れて行ってくれるだけでもオーケー。

幼児教育への投資がもっとも効率的
だという経済学の理論がありますが、
子どもと過ごす夏休みも、
幼児期がいろんな意味でもっとも安上がりかつ高効率。
幼少期に親と本気であそんだ体験は、
樽の中に眠るウイスキーのように、
子どものなかでゆっくりと醸成され、
やがてきっと、いい味を生み出してくれる。

この夏、どんな体験を仕込むか、
あなたの腕の見せ所。
コツは、「子どものために」ではなく、
あなたが本気でおもしろいと思う
体験を選ぶことです。

ようちえんでは、一年中
キャンプ道具やあそび道具の
貸し出しをしています。
夏のあそびのご相談もお気軽にどうぞ。
ご家族の夏を実りあるものになるよう、
全力で応援します。