はまようちえん二十四節季



ようちえんがキャンプ場になる一日。
GW最終の土日、恒例の「園庭キャンプ初夏」が
好天のもと開催されました。
2003年から毎年初夏と秋に実施して数えて26回目。
今年は17組の応募家族から6組が当選。
はじめた頃は定員に満たない回もありましたが、
いまでは3、4回の落選者も少なくない人気行事になりました。
(落ち続けている方ごめんなさい)

園庭キャンプの目的は、
食べて、はたらいて、あそんで、寝るという、
人間にとってもっともたいせつな活動を
ミニマルな生活空間で体験することです。

料理のためには薪や炭で火をおこさなければなりません。
薪をつくるために斧で木くずをつくります。
ダッチオーブンで米を炊き、
時間をかけて熱した炭で焼いて食べるものは
なんでもおいしいと感じます。

はまようちえん薄い布一枚で
夜の野外にあるテントで眠る体験は、
夜風や気温を肌で感じます。
嵐の夜でも快適な、エアコンの効いた
わが家のベッドで
眠るのとは訳が違います。
子どもによってはそんな環境で眠るのは、
喜びよりも不安や不快が
先立つこともあるでしょう。

暑かったり寒かったり、
ときには雨が降ったり、
環境をあるがままに受け入れて、
あるものでなんとかして、不便や不快を
楽しむことができるようになったらいい。
幼少期は、自然にふれるこんな体験を
通して、現状を楽しむ力や豊かな感受性を耕したい
というのが主宰者の願いです。

そのために必要なのは、大人が覚悟をもって
主体的に本気で楽しむこと。
子どもを楽しませようとか、
子どもに機嫌良くいてもらおうとかの
せっかくの体験を希釈するギミックは不要です。
ケガや体調不良、さまざまな失敗や計算外の出来事は当たり前。
そうなったときに試される、
親としてのじぶんの心持ちに向き合うこと。

小さな冒険や危険を冒した少し先にある
かけがえのない風景を見るか見ないかで、
その子の生涯の彩りが変わるかもしれないとしたら・・・。

次の園庭キャンプは、10月下旬の予定。
次回からは募集方法から趣旨、開催方法まで
リニューアルする予定です。
乞うご期待。




はまようちえん
はまようちえん
曜日 週数 行事 降園時刻
1 4 かぞく懇談(かぜ・つき・そら) 14:00
3 4 OPENDAY -
5〜
6

4 園庭キャンプ -
8 5 年長みどり遠足 14:00
10 5 年少体育あそび始まり 14:00

11

5 子育てあのね 14:00
15 6 絵本貸し出し始まり 14:00
16 6 5月うまれのおたんじょうかい 13:00
17 6 引き渡し訓練 14:00
23 7 内科検診(やま) 
やまかぞくのみ14:30降園、
その他のかぞく13時降園
14:30
13:00
24 7 親子ふれあい体育あそび参観 14:00
25 7 親子学級 14:00
26 7 王寺ZOO親子遠足 -
28 8 王寺ZOO親子遠足代休日 -
30 8 内科検診(うみ・たいよう・ほし) 
うみ・たいよう・ほしかぞく15:00降園、
かぜ・つき・そら・やま13時降園
15:00
13:00

はまようちえん
曜日 週数 行事
22 5 OPENDAY
5〜
6

5 園庭キャンプ
11 6 子育てあのね
17 7 引き渡し訓練
26 8 王寺ZOO親子遠足


はまようちえん
はまようちえん