はまようちえん二十四節季



リスクに備えよ。
6月18日7時58分頃、大阪府高槻市を震源として
最大震度6弱の直下型地震が発生しました。
尼崎市では震度5弱。
室内では大きな揺れを感じ、出勤していた13名のスタッフは、
普段の訓練通りに登園していた16名の子どもとその親を
安全を確保しながら避難誘導し、幸い被害はありませんでした。

はまようには、1995年の阪神淡路大震災の経験も
記憶に濃いスタッフも多く、月に一度の避難訓練はいつも
真剣に取り組んできました。
その訓練の積み重ねが、今回の初動対応に生かされたことは、
チームとして一定の評価ができました。

また災害時の対策本部機能を備えた4月オープンの
ナーサリールーム棟では、さっそくその機能を
用いた事後対応ができたことも収穫でした。

いつ起こるかわからない、災害・事故・ケガ。
未然に防ぐことのできない自然災害は、
発生を想定した対策を日々備えるしかありません。
100%完全な備えは不可能ですが、
日々最大限の想定をしておくのは
私たちの最低限の使命であると考えています。

はまようちえんいっぽう子どもの日常のケガに対して、
はまようではいつも
「骨折や縫う程度」のことは
起こる可能性があるとご案内しています。

このことは、遊具の点検を疎かにしたり、
危険な場所を放置したり、
子どもの見守りを怠ったり
必要以上の危険に
さらしたりすることを是認する意味では
決してありません。

子どもがじぶんでやりたいことをするとき、
私たちは起こりうるさまざまなリスクを想定して、
その危険度を評価し、
子どもがやろうとしていることを
できるかぎり可能にしてやりたいと考えています。
そうしたじぶんの直接体験のなかから、
はまようが目指す「つよくかしこい」子どもが
育つと考えているからです。

たとえば写真の石垣に設置した鉄棒は、
高さ2m90cmの位置にあります。
落下すると骨折の危険性を排除できません*。
それでもこの遊具があり続けるのは、
子どもたちの身体能力を向上させ、
冒険心や自尊感情を満たしてくれる、
子どもたちにとって魅力ある遊び場と
なっているからです。

生きている限り、避けようと思っても避けられない
さまざまな危険に遭遇します。時代とともに
「想定外」の危険性も増えてきています。
不透明な時代を生きる子どもたちに、
幼児期のいま、一定のリスク(あるいは不快や不便)
に身を置く体験をさせることは、
こんな時代だからこそ必要なことだと思うのです。

「骨折や縫う程度」は、子どもが育つふさわしい環境の
許容範囲を示す、はまようの判断基準の比喩として言っています。

*2011年に設置以来8年間で骨折は一例あり。
 原因は濡れた手が滑り誤って落下したため。

参考・尼崎防災ブック




はまようちえん
はまようちえん
曜日 週数 行事 降園時刻
2 13 個人懇談(7月3日まで) 14:00
5 13 プールあそび参観 14:00
6 13 子育てあのね 14:00
6 13 親子学級 14:00
13〜
14
金〜
14 年長お泊まり保育
※1号の年中年少児はおやすみ
-
17 15 7月うまれのおたんじょうかい 13:00
18 15 8月うまれのおたんじょうかい 13:00

19

15 1号認定児給食おわり 14:00
20 15 1学期終業式 11:30
23 16 夏期保育
※自由登園です
 夏期保育終了後、1号うさぎtimeあります
11:30
24〜
25
火〜
16 夏期保育なし
※1号うさぎtimeあります
 
26〜
27
木〜
16 夏期保育
※自由登園です
 夏期保育終了後、1号うさぎtimeあります
11:30
28 16 OPENDAY -
30〜
31
月〜
17 夏期保育
※自由登園です
 夏期保育終了後、1号うさぎtimeあります
11:30

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曜日 週数 行事
6 14 子育てあのね
28 17 OPENDAY


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