はまようちえん二十四節季



一触百言
一触百言ーーーこれは中国の古い諺、
ではなく、先日はまようでご講演いただいた
天理大学大学院教授 菅野信夫先生の言葉。
その意味は「1回の抱擁は、100回の言葉よりも強い」
という、子育ての極意を凝縮したものでした。
4〜5ヶ月頃にたっぷりと抱きしめることから
愛着が形成され「二者関係」が成立する。
この時期の愛着形成が
その後の人生を決めるとも言われています。
さらに、抱きしめる、触れあうという行為は、
幼児期だけでなく思春期や大人になっても
たいせつなコミュニケーションの手法であるとも
教えていただきました。

日常の挨拶として抱き合ったり触れあったりする
欧米人に比べて、
私たち日本人には
日常的に他者と触れあう体験が大きく異なります。
それだけに幼児期に大人からスキンシップを
たっぷりと受ける体験が、
その後の人間関係を形作るプロセスに、
重要な影響を与えるのではないかと推察します。

はまようちえんだから私たち保育者は、
子どもたちを事あるごとに抱きしめます。
うれしいとき、悲しいとき、
寂しいとき、困ったとき、
イヤなことがあったとき・・・。
何かを伝えようとするときに、
百の言葉を投げかけるよりも、
ぎゅっと抱きしめることを選択します。
抱きしめることによって、
子どもたちの全身から
発信されるメッセージを
感じ取ろうとしています。

そう、抱きしめたり、触れあったりする、
その目的は「互いを感じること」です。
子どもにとって包み込まれる感覚は、
じぶんは愛され
大事にされている存在であることを
実感することにつながります。
大人にとっては、無条件の受容を示す
態度の表明となります。

幼児期の親としての役割で、
もっともたいせつな営みは、
抱きしめること。
毎日、無目的に
ただただ抱きしめる。
抱きしめることによって、
じぶんの心持ちに気づき、子どもの心持ちに気づく。

百の言葉よりも一日一度、抱きしめる。
子育てにとって最もシンプルで、
最もたいせつな行為を
どうか忘れないでいてください。




はまようちえん
はまようちえん
曜日 週数 行事 降園時刻
2 43 菅野信夫先生講演会 -
7 44 子育てあのね 14:00
9 44 OPENDAY -
14 45 生活発表会準備のため
1号認定児は昼うさぎtimeありません。
14:00
15 45 生活発表会 12:00
20 46 2月うまれのおたんじょうかい 13:00
25 47 第65回創立記念日代休 全園児休園 -
27 47 新入園児おはなし会
※1号認定児は昼うさぎtimeありません。
13:00

はまようちえん
曜日 週数 行事
1 44 個人懇談(2/14まで)
2 44 菅野信夫先生講演会
7 45 子育てあのね
9 45 OPENDAY
16 46 きのっこ土曜日OPEN
25 48 第65回創立記念日代休 全園児休園
27 48 ようちえんかぞく新入園児おはなし会   

はまようちえん
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