はまようちえん二十四節季



物語の力を信じる。
木枯らし1号が(昨年より18日早く)
吹いた、連休明けの朝(11月5日)。
ようちえんの部屋が嵐に襲われたように
ぐちゃぐちゃになっていました。
木枯らし1号のせい?
戸締まりはしていたのに、なぜ?

中庭には七色の布をまとった
ロープがカエデの木につながって・・・。
いったい誰が、なんのために?

はまようは朝から大騒ぎ。
子どもたちはああかなこうかなと、
じぶんの感じたこと、思ったこと、
考えたことをくちぐちに言い合いました。

はまようちえん秋になると訪れる不思議な現象。
ファンタジー・プロジェクトと呼ぶ
このはまようオリジナルの伝統行事には、
いつも子どもたちと「交信」する
「何者か」が登場します。
その何者かは、数々の伝説となって、
その年の子どものなかに
生涯生き続ける・・・
と言いたいところですが、
まあそれは
ねらいではないし、
どちらでもいいことです。

「何者か」は、子どもたちに「あること」を
伝えるためにやってくる、言わばメッセンジャー。
毎年異なるメッセンジャーが現れるのは、
毎年子どもたちが変わり、
伝えたい「あること」が
変わるからだと言えます。

「あること」は、生きていくうえで、
とても大切で普遍的な意味を持つ
言葉だったり思いだったり願いだったり
考えだったり姿勢だったりします。
その根っこのメッセージにたどり着くまでに、
メッセンジャーは子どもたちと交信し、
子どもたちは思考を巡らせ、記憶をたどり、
想像力をはたらかせて、
降りかかる「問題」を解き
友だちと協働して「あるもの」を作ります。

「あるもの」は当事者以外の者から
見たらまったく価値のないものに
見えるかもしれません。
しかし、それらは子どもたちにとって、
答えの無い問いに対して心を動かし考え抜き、
たどり着いた「具体化した回答」であり、
唯一無二の価値ある「作品」となります。

何を作ったかではなく、なぜ作ったか、
どのように作ったかのプロセスに意味があり、
豊かなプロセスを起動させるために
必要な手の込んだ装置が、
必然性のある「物語」です。

そうして物語の主人公を経験した
子どもたちは、卒園してから
こう思うらしいですよ。
「今年はようちえんに何が来たんかな?」
ってね。




はまようちえん
はまようちえん
曜日 週数 行事 降園時刻
2 30 OPENDAY -
6 31 ファンタジープロジェクト参観 13:00
7 31 秋のみのり遠足(服部緑地公園) 14:00
10 31 親子ハイキング -
14 32 ファンタジープロジェクト参観 14:00
21 33 子育てあのね 14:00
22 33 ファンタジープロジェクト前日準備のため、
1号認定児は昼うさぎtimeありません
14:00
23 33 ファンタジープロジェクトフィナーレ
1号・2号ともにうさぎtime
(11時以降のお預かり)ありません
11:30
25 34 1号認定児 
ファンタジープロジェクト代休
-
27 34 11月うまれのおたんじょうかい 13:00

はまようちえん
曜日 週数 行事
2 31 OPENDAY
7 32 いね 秋のみのり遠足(服部緑地公園)
9 32 かぞく懇談
16 33 きのっこ土曜日 OPEN
21 34 子育てあのね

はまようちえん
はまようちえん