はまようちえん二十四節季


まちがつながる。
ひとがつながる。
コロナ禍3年目の令和4年度も
最後の月となりました。
ようやく新型コロナウイルスが
季節性インフルエンザと同じ
感染症分類に移行されることが決まり、
マスクの着用は
「個人の判断に委ねることを基本」とし、
学校教育活動に当たっても、
「マスクの着用を求めない」と確定しました。

同調圧力に屈しやすく、
何もしないことを得策と考え、
個人の判断を最も苦手とする特性が
コロナ禍で一層浮き彫りになった
日本国民にとって、
喜劇的とさえ言えそうな
この新対策に苦笑するしかありません。

あらゆることが流動的で変化が激しく、
従来の常識が通用せず、
確実な予測が立てられず、
複雑な事柄が絡まり合い、
多様な価値観に揺り動かされる
VUCAの時代は、コロナ禍を経て加速しました。

はまようちえん2022年の日本の年間出生数は
80万人を切り過去最低を更新。
これは予測よりも11年早い数値だそう。
ときの政府は「異次元の少子化対策」を掲げ
少子化に歯止めをかけようとしていますが、
実効性のある対策には、異次元の財源などが
必要となり、簡単な問題ではないことは
誰の目にも明らかです。

とりわけ最も困難な課題は、
賃金や労働時間を含む働き方の問題。
この国の全世代、社会全体が
子育てに理解と寛容さを取り戻さなければ、
流れを変えることは難しいでしょう。

とはいえ、愚痴を言っても仕方ない。
私たちは、私たちにできることは
何かを問い続け、ひとつずつ愚直に
やり続けるしかありません。
やれない理由を棚上げして。

はまようでは、新たに今年度
奥庭の整備に着手しました。
ここは、誰もが憩える「私設公園」となります。
名称は「はまようつながるぱーく」。
幼い子を育てる家族が安心して遊べ、
まちの誰もがのんびり憩える、
芝生と樹木と砂場と小川がある、
ちいさなちいさなまちなかの
人工自然公園(変な言い回しですが)です。
コロナ禍でも、まちの人が気を遣わずに集える場。
もっと言えば、万が一の災害拠点として、
さらなる機能強化を果たす場となります。

ここから新しいつながりが生まれ、
子どもを産み育てたい場(まち)に
なったらいいなと願ってつくりました。
本格オープンは、芝生が根付く初夏となる予定。
いつでもいつまでも、お気軽に、
はまようとつながるきっかけにしてください。

3月1日。
希望したかぞくが
ぽかぽか陽気の園庭でお昼ご飯をいただきました。
コロナ禍でも一度も黙食を強いず、
マスクを強いず、パーテーションを設けず、
できる限りのかけがえのない日常を
守ってきたはまよう。

いつもと違う環境で食べた子どもに
「食器を返すのはどうする?」と先生が問いかけると
「真ん中の列の人が先に返して、
そのあとに外側の人が返せばええやん」と
年長児が答えます。

これまで積み重ねてきた経験をじぶんのものにして、
自らを律し、生活を自治し、
はまようの目標のひとつである
「たくましく生活できる子ども」を
体現してくれる姿が、そこにありました。

さ、それぞれの新しい春がはじまるよ。




はまようちえん
はまようちえん
曜日 行事 降園時刻
2 第69回創立記念日 ※通常通り保育あり 13:00
4 OPENDAY -
8 3月うまれのおたんじょうかい 13:00
9 体育あそび参観
(雨天の場合は10日(金)に延期)
14:00
11 令和5年度新入園児 講演会 -
14 子育てあのね 14:00
15 給食おわり 13:00
16 卒園式 1号年中少→休園 -
17 修了式 1号年長→休園。
1号年中少→昼うさぎtimeありません
11:30
20 1号認定児春休みうさぎtime始まり
(27日まで)
-
27 1号認定児春休みうさぎtime終わり
(1号認定児は4/12までうさぎtimeありません)
-
29 2号認定児令和4年度保育最終日 -
30
31

春期合宿教員研修のため、全園児休園 -

はまようちえん
曜日 行事
2 第69回創立記念日 ※通常通り保育あり
4 OPENDAY
11 令和5年度新入園児 講演会
14 子育てあのね
17 令和5年度新入園児 かぞく発表(いね)
25 生活発表会 かぞく懇談
29 3号認定児令和4年度保育最終日
30
31

春期合宿教員研修のため、全園児休園

はまようちえん
はまようちえん