Every Day's A Special Day!
僕のワードローブにあるメッセージTシャツの１枚に
書かれた大好きなフレーズ。
「まいにちが、特別な日」と僕は読みます。

そしてこのコラムによく用いるモチーフに、
「今日という日は一生に二度と無い一日」
という概念があります。

それは心から、
幼児期というかけがえのない時代は、
人（の一）生のなかで本当に重要な時であると
腹落ちしているからに他なりません。
幼稚園教育要領が言うように。

そしてまたこの時期は、
親にとって、
ふりかえってみれば、
「光陰矢のごとし」の時間でもあります。

いまを生きる親と子に、
「大切ないまという日を大切に」と言うことは
容易いことです。
ある意味、年寄りの戯れ言にも似た
空虚な呟きにしか聞こえません。

それでもなお私たちは、
いまこの時を、
かけがえのないお守り（あるいは呪い）の
ようにして生涯生きていく、
であろうことを知っています。
一瞬で消える朝靄のような思いだとしても。

だからこそ、
空虚に思えても、無駄に感じても、
口を酸っぱくして、
なんどもなんどでも、
古今東西唱えるのです。
Every Day's A Special Day!と。

はまようでは、そんなかけがえのない
子どもたちの一年を４ステップに分けて
発達（成長）を見守っています。
即ち、順応期、表出期、表現期、調節期です。

Tシャツの季節。
子どもたちは表出期に入っていきます。
水と泥と太陽と風を全身に浴びて、
友だちや先生との関係を色濃くしていきます。

夏に向かって、はまようスピリッツが
燃え上がるとき。
ぐんぐん上がる気温に負けない
熱くエキサイティングな毎日を、
かぞくみんなで満喫する６月です。