はまようちえん二十四節季


始まりは29年前。
1995年1月17日、午前5時46分。
この国に住むほとんどすべての人が
まったく無防備なまま、
神戸という人口150万都市を
突然襲ったマグニチュード7.3(震度7)。

はまようちえん被災地の外にいた人にとって
想像することすらできない事態のなか、
被災地では一人ひとりが
自主的かつ最大限に、
じぶんができる行動を
起こしていました。

この年は後に「ボランティア元年」と呼ばれ、
その後の災害支援に一定の行動指針を作る起点となり、
2000年4月1日施行の特定非営利活動促進法を
制定するきっかけともなりました。

それから29年。
まるで阪神淡路が災厄の扉を開いたかのように、
大規模な自然災害が次々と列島を襲いました。

もはや私たちは、
「何も知らない無防備な人」ではなく、
非常事態に備えのある経験値の高い市民と
なったはずです。

そして2024年1月1日、午後4時10分。
この国のすべての人が、家族や親しい人と
明けた年を喜び祝っているまさにそのとき。
またしてもマグニチュード7.6(震度7)が、
こんどは能登半島を震源として
北陸地域を揺るがしました。
今回は東日本大震災に続き、津波による二次災害も発生。
本日(1月17日現在)までに200名以上の
かけがえのない生命が、無念にも
絶たれてしまいました。

不条理で理不尽な、
人がどれだけ叡知を集めても抗うことのできない自然災害。
それに対して私たちはこの29年、
起きたときに何をするべきか、
あるいは何をするべきでないかを、
様々に学んできました。

お金がある人は、お金を。
時間がある人は、時間を。
力のある人は、力を。
できることは何もない(と思い込んでいる)人は、祈りを。

一人ひとりができることをできる範囲で
「差し出す」ことができるのだと知り、
起こるたびに被災地にとって本当に意味のある
「じぶんにできること」があることを学んできました。

一人にしない。
他人事にしない。
忘れない。
引き継ぐ。

29年前から私たちは、新しい時代を生きている。
生きることに希望を見出し、
夢を見るたいせつさについて考え続けてきた。
それこそが、私たちの良さであり強みである。
どれほど嘘や欺瞞にまみれていても。

奇しくも答えのひとつが
1月2日のもうひとつの出来事に現れ、
それこそが世界に胸を張れるわれわれなのだと。

波乱の幕開けの2024年。
さて、あなたはどう生きますか。
今年もよろしくお願いいたします。

※エントランスに震災特集本棚を設置しています。
 震災当時のハタのボランティア活動記録ファイルもぜひご覧ください。




はまようちえん
はまようちえん
曜日 行事 降園時刻
4 新2号認定児冬休みうさぎtime・
2号認定児保育開始日
-
9 1号認定児冬休みうさぎtime -
10 始業式
給食はじまり
13:00
11 公開保育準備のため13時降園
※1号認定児は昼うさぎtimeありません。
体育あそび始まり
13:00
12 公開保育
※全園児 9:00登園 11:30降園
11:30
16 絵本貸し出し始まり
親子学級
14:00
17 1月うまれのおたんじょうかい 13:00
18 年長雪あそび遠足  14:00
20 OPENDAY -
23 子育てあのね 14:00
25 かぞく懇談(ほし・やま・そら) 14:00
26 かぞく記念写真撮影 14:00
29 かぞく懇談(たいよう・うみ・つき・かぜ) 14:00
31 令和6年度新入園児入園準備説明会
※1号認定児は昼うさぎtimeありません。
13:00

はまようちえん
曜日 行事
4 保育開始日
12 公開保育
※全園児 9:00登園 11:30降園
16〜
25
- 個人懇談
20 OPENDAY
23 子育てあのね
26 かぞく記念写真撮影
31 令和6年度新入園児入園準備説明会
※いねかぞくの保護者はご参加ください。

はまようちえん
はまようちえん