今年は園庭の桜も花を添えた入園式で
48名の新入園児を迎え入れ、
令和6年度/2024年度が
スタートしました。
例年よりも園児数は少なくなりますが、
いつもと変わらず、一人ひとりが
じぶんの好きなことを存分にできる
ステージをあれこれ用意して、
毎日を思い切り楽しみたいと思います。

コロナ禍が明けて、
さあこれから世界はよくなるぞと
期待したものの、
世界中から聞こえてくる
毎日のニュースは、
そう簡単には物事は反転しないことを
私たちに教えます。

人類の幸福のために生み出される
新しいテクノロジーさえも、
ライトサイド（光明面）と
ダークサイド（暗黒面）の両面を持ち、
手放しで歓迎できるものは少なく
なっているように思います。

「このままいくと人類は、地球は
どうなってしまうのだろう」と
思わずにはいられない昨今。

夢のような幸せな未来を
無邪気に想像することが
困難な時代になってきたからこそ。

子どもとともにある私たちは、
足下にある、ちいさくても確かな幸せを
子どもといっしょに感じていこう。
子どもがもたらしくれる
私に起こる喜怒哀楽のなかに
どっぷりと浸かろう。

いい日もあれば、そうでない日もある。
見えない何かに怯えたり、
うまくいかない結果を嘆いたり、
無い物ねだりをしたりせず、
大抵のことはなんとかなると、
じぶんを信じて今を生きる。

今年度、はまようの年間テーマは、
"Let's Grip Well-Being.
わたしになる。ぼくになる。
しあわせになる。"
としました。

将来、主体的に幸せをつかむ人に
なれるよう、子どもたちは、
・じぶんで決める
・決めたことを続ける
・認める（られる）
・感謝する（される）
・好きなことにチャレンジする
・協働する
・対話する
・目標に向かう
・話し合う
を体験します。
合い言葉は、
「それは子どもたちの幸せにつながるか」。
そうして子どもたちには、
じぶんのいいところや強みの基礎が
芽生えるといいなと考えています。

今年度も子どもとその家族の
幸せを願ってさまざまな
チャレンジをしていくはまようを
どうぞよろしくお願いいたします。