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終わりなき物語、はじまる。
11月に入って、やっと涼しくなってきました。ほんとうに長い夏でした。
6日に訪れた秋のみのり遠足先の
服部緑地公園では、
紅葉はほとんど見られず、
楽しみにしていたドングリも
ほんの少ししか落ちていませんでした。
まあはまようの子どもたちはそれでも、
あるもので楽しんでいたのですけれどね。
気象予報では、12月初めにかけても
平均気温が「平年より高い」とのこと。
四季折々の自然を愛でられるのが
ニッポンの美点のひとつであるのに、
このままでは夏と冬しかない国に
なってしまうのではないかと
心配になってきてしまいます。
そんな季節の不順に関わらず、
ようちえんには「いつもどおり」、
事件が起こりました。
今年はなにやら「まぼろしのいきもの」を
追いかける人物(?)の物語に
巻き込まれたようです。
園庭に残されたさまざまな物証を、
目撃した子どもたちは、
思い思いにその謎に迫ります。
「○○だから△△じゃない?」
「○○したら、△△になりそう」
と推測したり、
「○○に似てる!」と知っている事柄との
類似に気づいたり、
「○○だとしたら、△△なのかな?」
と推理したり、
「そうじゃないかもしれへんで」
と批判的に一度浮かんだアイデアを
見直したり、
「図鑑で調べてみよう」
と手がかりに迫ったり、
子どもたちはわずかな経験と知識を総動員して、
起きている「事実」を理解しようと努めます。
それは、答えのない問いに
皆で協働してじぶんたちなりの最適解を見つけ出す営み。
まさに、VUCAの時代にふさわしい学びのスタイルです。
この物語には、予定調和的なシナリオはありません。
おおまかなプロットの上を
子ども達が思考を巡らせ
一歩一歩歩んでいく、その歩調にあわせて進みます。
言い換えるとそれは、じぶんなりの
新たな物語を創っていくプロセスとも言えます。
子どもが起きた事実の環境に関わり、
自発的に没頭する学び。
幼児期のいまだから体験してほしい、
生きた学びのスタイルです。
大好きな、さまざまな「まぼろしの生き物」を
主人公とともに追いかけ、
子どもたち自身が物語の主人公になっていく。
さて、この物語は、子どもたちを
どこへ連れて行ってくれるのでしょう。
じぶんという乗り物に乗って進む、
果てしない物語は始まったばかりです。
日 | 曜日 | 行事 | 降園時刻 |
---|---|---|---|
1 | 金 | (再)卒園アルバム用かぞく写真撮影 | 14:00 |
5 8 11 14 19 |
火 金 月 木 火 |
ファンタジープロジェクト参観 | 14:00 |
6 | 水 | 秋のみのり遠足 | 14:00 |
12 | 火 | 親子学級 | 14:00 |
13 | 水 | 子育てあのね | 13:00 |
22 | 金 | ファンタジープロジェクト前日準備のため 13時降園 ※1号認定児は昼うさぎtimeありません |
13:00 |
23 | 土 | ファンタジープロジェクト親子鑑賞日 | - |
24 | 日 | 親子ハイキング | - |
25 | 月 | 1号認定児 ファンタジープロジェクト代休日 | - |
27 | 水 | 11月うまれのおたんじょうかい | 13:00 |
30 | 土 | OPENDAY | - |
28 29 |
木 金 |
個人懇談(〜12月4日まで) | 14:00 |
日 | 曜日 | 行事 |
---|---|---|
6 | 水 | いねかぞく秋のみのり遠足 |
13 | 水 | 子育てあのね |
16 | 土 | ナーサリーかぞく(ルーム)かぞく懇談 |
24 | 日 | 親子ハイキング |
30 | 土 | OPENDAY |