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青空の下でこそ。
「空(そら)」と言っても、視界に入るのはとても狭い空間しか
もたない都会のようちえんで、
わたしたちは毎日、
園庭で遊ぶことをたいせつにしています。
それは、都会のなかにあっても等しく
わたしたちが享受できる
空という大自然を毎日満喫することが、
幼児期に体験するべき
大切なもののひとつであると信じるからです。
太陽の熱と光と風と雨を肌に感じながら
幼児期のまいにちを過ごすことが、
「人格形成の基礎を培う」欠くことの
できない体験だと信じるからです。
だからこそ、はまようはこれまでも
空の下で行う運動会を大事にしてきました。
時には雨に打たれ泥にまみれながらも。
その思いは、運動会に代わる新しい名称を考える
子どもたちのこころにも伝わり、
「あおぞらまつり」という、
シンプルかつ大事なことが詰まった
素敵なネーミングとして伝承されたのです。
名前が決まれば内容の相談です。
今年の子どもたちが夢中になっている
大好きな「虫」をモチーフにすることを
先生から提案され、
大きいぐみ中心にミーティングが
重ねられていきます。
まもなくテーマが決まり、
子どもたちが「はまのもり」で出会う
さまざまな虫との冒険の物語が、
子どもたちのアイデアで
するすると紡がれていきました。
そして、虫との冒険物語を構成する演目が、
じぶんたちの好きな遊びのなかから引き出され、
それに必要なシナリオや道具や演出が、
大きいぐみを中心に
「それをしたい人」によってカタチに
されていきました。
10月5日土曜日。
前日までの雨がすっかり上がった
爽やかな秋の青空の下、
記念すべき第1回あおぞらまつり
「わたし・ぼくとむしの大冒険」が開催されました。
さてさて、そして、
それはどうだったのか?
そのすべてをここで語るには、
あまりにも膨大になり過ぎます。
端的に言って、そこには
運動会と違う時間の流れがありました。
子ども一人ひとりがありのままを受け入れられた、
どこか安穏とした、ふだんとは
異なる時の流れでした。
少なくとも、これまでの運動会にあった
子どもを忙しなく追い立てるような
時間の管理がまったく必要なく、
それでいてすべてのプログラムが予定より
1時間も早く終わるという予想外の
時間の使い方となりました。
そのいっぽうで、演目の中では、
予定していた事と違う、
初めてのチャレンジをした子どもも
何人かいました。
特別なステージが特別な力を与え、
わたしたちは目の前に起こる奇跡のような
出来事をただ受け入れました。
それを可能にするのは、
日々青空の下で積み重ねてきた
先生と子どもたちの経験と信頼だと
わたしたちは思うのです。
かくして「運動会」は、
ほんとうに終わったのでした。
めでたし。めでたし。
日 | 曜日 | 行事 | 降園時刻 |
---|---|---|---|
1 | 金 | (再)卒園アルバム用かぞく写真撮影 | 14:00 |
5 8 11 14 19 |
火 金 月 木 火 |
ファンタジープロジェクト参観 | 14:00 |
6 | 水 | 秋のみのり遠足 | 14:00 |
12 | 火 | 親子学級 | 14:00 |
13 | 水 | 子育てあのね | 13:00 |
22 | 金 | ファンタジープロジェクト前日準備のため 13時降園 ※1号認定児は昼うさぎtimeありません |
13:00 |
23 | 土 | ファンタジープロジェクト親子鑑賞日 | - |
24 | 日 | 親子ハイキング | - |
25 | 月 | 1号認定児 ファンタジープロジェクト代休日 | - |
27 | 水 | 11月うまれのおたんじょうかい | 13:00 |
30 | 土 | OPENDAY | - |
28 29 |
木 金 |
個人懇談(〜12月4日まで) | 14:00 |
日 | 曜日 | 行事 |
---|---|---|
6 | 水 | いねかぞく秋のみのり遠足 |
13 | 水 | 子育てあのね |
16 | 土 | ナーサリーかぞく(ルーム)かぞく懇談 |
24 | 日 | 親子ハイキング |
30 | 土 | OPENDAY |