はまようちえん二十四節季


終わりなき物語、はじまる。
11月に入って、やっと涼しくなってきました。
ほんとうに長い夏でした。
6日に訪れた秋のみのり遠足先の
服部緑地公園では、
紅葉はほとんど見られず、
楽しみにしていたドングリも
ほんの少ししか落ちていませんでした。
まあはまようの子どもたちはそれでも、
あるもので楽しんでいたのですけれどね。

気象予報では、12月初めにかけても
平均気温が「平年より高い」とのこと。
四季折々の自然を愛でられるのが
ニッポンの美点のひとつであるのに、
このままでは夏と冬しかない国に
なってしまうのではないかと
心配になってきてしまいます。

はまようちえんそんな季節の不順に関わらず、
ようちえんには「いつもどおり」、
事件が起こりました。
今年はなにやら「まぼろしのいきもの」を
追いかける人物(?)の物語に
巻き込まれたようです。

園庭に残されたさまざまな物証を、
目撃した子どもたちは、
思い思いにその謎に迫ります。

「○○だから△△じゃない?」
「○○したら、△△になりそう」
と推測したり、
「○○に似てる!」と知っている事柄との
類似に気づいたり、
「○○だとしたら、△△なのかな?」
と推理したり、
「そうじゃないかもしれへんで」
と批判的に一度浮かんだアイデアを
見直したり、
「図鑑で調べてみよう」
と手がかりに迫ったり、
子どもたちはわずかな経験と知識を総動員して、
起きている「事実」を理解しようと努めます。

それは、答えのない問いに
皆で協働してじぶんたちなりの最適解を見つけ出す営み。
まさに、VUCAの時代にふさわしい学びのスタイルです。

この物語には、予定調和的なシナリオはありません。
おおまかなプロットの上を
子ども達が思考を巡らせ
一歩一歩歩んでいく、その歩調にあわせて進みます。
言い換えるとそれは、じぶんなりの
新たな物語を創っていくプロセスとも言えます。

子どもが起きた事実の環境に関わり、
自発的に没頭する学び。
幼児期のいまだから体験してほしい、
生きた学びのスタイルです。

大好きな、さまざまな「まぼろしの生き物」を
主人公とともに追いかけ、
子どもたち自身が物語の主人公になっていく。
さて、この物語は、子どもたちを
どこへ連れて行ってくれるのでしょう。

じぶんという乗り物に乗って進む、
果てしない物語は始まったばかりです。




はまようちえん
はまようちえん
曜日 行事 降園時刻
1 (再)卒園アルバム用かぞく写真撮影 14:00
5
8
11
14
19




ファンタジープロジェクト参観 14:00
6 秋のみのり遠足 14:00
12 親子学級 14:00
13 子育てあのね 13:00
22 ファンタジープロジェクト前日準備のため
13時降園
※1号認定児は昼うさぎtimeありません
13:00
23 ファンタジープロジェクト親子鑑賞日 -
24 親子ハイキング -
25 1号認定児 ファンタジープロジェクト代休日 -
27 11月うまれのおたんじょうかい 13:00
30 OPENDAY -
28
29

個人懇談(〜12月4日まで) 14:00

はまようちえん
曜日 行事
6 いねかぞく秋のみのり遠足
13 子育てあのね
16 ナーサリーかぞく(ルーム)かぞく懇談
24 親子ハイキング
30 OPENDAY

はまようちえん
はまようちえん