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よりよく生きる実験。
立春を過ぎ、今季いちばんの寒さが到来。子どもたちは待ってましたとばかりに
「氷の実験」をはじめます。
(こんなに毎日氷が張るのは何年ぶりだろう)
じぶんたちの興味や期待から仮説を立てて、
水道水、色水、レモン水など、
どれが「よく凍るか」「どのように凍るか」や、
水に花びらや枝を浸したり
容器や置く場所を変えたりして、
凍り方の違いなどを試します。

「こうすればどうなる?」
「ああすればどうなる?」と試行錯誤し、
わからないことは
まずやってみようと行い、
予想と結果の違いに出合い
不思議さや驚きに心を動かされ、
「どうして模様がちがうのか」
「あわみたいなのはなんでできるのか」
「温度はどのくらい?」などと
先生や友だちと話し合う。
互いに思ったこと考えたことを出し合うなかで、
さらなる興味関心が湧き起こり、
探求の世界へと誘われます。
幼児期のこうした体験は、
主体的に「学び方」を獲得していくプロセスとなり、
学童期以降の「学びとる力」に
つながっていきます。
これは、知識を一方的に教えられたり、
技能を身につけたりすること以上に、
将来にわたるウェルビーイングに
深く関わってくるのです。
生まれつき子どもたちに備わっている
センス・オブ・ワンダー※の扉を開くには、
自然のなかに身を置き、実体験として
環境や事柄を五感で感じることが必要です。
大人が子どもにできることは、
その体験を用意することですが、
そのためには大人も好奇心を
持ち続けたいものです。
最近の研究によると、
・好奇心を持つ
・新しいことにチャレンジする
・好きなことを続ける
・運動する
・会話や交流など社会的なつながりを保つ
・楽しい、ワクワクする気持ち、幸福感を大切にする
ことが、歳をとっても脳の働きを
向上させるといわれています。
子育て中に、こういったことを
積極的に行うのは難しいかもしれません。
でも大丈夫。
子どもたちは、ようちえんで
毎日これらを体験し、頭と心を耕しています。
ようちえんの毎日は、
子どもたちにとって「よりよく生きる実験」です。
親はただ彼らの行いやふるまいを肯定し、
一緒になって驚いたり発見したりする、
「ともにある人」であればよいのです。
今月、そんな彼らの育ちの集大成の舞台、
「生活発表会」があります。
秋から探究心で掘り下げてきた「しんかい」を
テーマに、一人ひとりが好きなこと
得意なことを披露し、
オリジナルの物語世界を表現してくれます。
この「実験」には失敗はありません。
どうぞ、今しか観ることのできない
子どもたちの姿を大いにお楽しみいただき、
惜しみない拍手をお願いします。
※センス・オブ・ワンダー = 神秘さや不思議さにめをみはる感性


日 | 曜日 | 行事 | 降園時刻 |
---|---|---|---|
3 | 月 | 第一回生活発表会製作おたすけまんMTG | 14:00 |
3 5 7 |
月 水 金 |
保育参観 | 14:00 (13:00) |
4 | 火 | 子育てあのね | 14:00 |
8 | 土 | OPENDAY | - |
13 | 木 | 生活発表会準備のため、 1号認定児の昼うさぎtimeはありません。 |
14:00 |
14 | 金 | 生活発表会 | 12:00 |
15 | 土 | 【新入園児】令和7年度新入園児入園準備説明会 【年少・年中】令和7年度ようちえんかぞく 保育システムについての保護者説明会 |
- |
19 | 水 | 2月うまれのおたんじょうかい | 13:00 |

日 | 曜日 | 行事 |
---|---|---|
4 | 火 | 子育てあのね |
8 | 土 | OPENDAY |
15 | 土 | 【いね】令和7年度新入園児入園準備説明会 【ごま・むぎ】令和7年度ようちえんかぞく 保育システムについての保護者説明会 |

