はまようちえん二十四節季


いち年、ひと昔。
一月は行く。
二月は逃げる。
三月は去る。
この3か月が一年のうちで
とりわけ早く過ぎてしまうと感じるのは、
どうやら日本人だけのようです。
一説には、
一月はお正月で忙しい。
二月は日数が少ない。
三月は年度末で忙しい。
そんな理由からともいわれています。

一方で歳を重ねると、
一年があっというまに終わる感じを覚えるのは
洋の東西を問わないようです。
これは、心理学で『ジャネーの法則』と呼ばれており、
「主観的に感じる時間の長さは、年齢に反比例する」
というもの。
「歳を重ねるにつれて、自分の人生における
1年の比率が小さくなるため、体感として
1年が短く時間が早く過ぎると感じる」のだとか。

例えば、1歳の時に感じた1年を1/1とすると、
2歳の時の1年は1/2となり、50歳だと1/50。
50歳の人にとっての1年は、
5歳の人にとっては10年に相当するというのです。

はまようちえんそう考えてみると
乳幼児期の子どもたちの毎日は、
なんて濃密な時間が流れているのだろうと、
想像すると遠い目になりそうです。
「ママ、まだかな」と待ち遠しそうに
つぶやく子どもの心持ちを
大人の感覚で推し量ると、
途方に暮れるのも無理ないかと
思ったりもします。

だからこそ私たちは、
一日一日をたいせつに、
毎日を「つよく、かしこく、
うつくしく、おもしろく、市民として」
過ごせるような環境づくりを
ああでもないこうでもないと
議論しながら行ってきました。

はまようで過ごした日々が、
一人ひとりのこれからの人生に
どのような影響として現れるのかは
今はまったくわかりません。
しかしいつか誰かが、
じぶんの一部はなんとなく、
はまようでの経験が根っこにあるのではないか。
そう感じられるとしたら、
ちょっと光栄だなと思うのです。

コロナ禍を経て、
やっと本来の一年を取り戻した今年度。
認定こども園として異年齢「かぞく」を
始めて10年が経ちました。
ようちえんかぞくでは、
あおぞらまつり、生活発表会の二大行事の
再構築にチャレンジ。
ちょっぴりおとなしめの
大きいぐみも、最後のめちゃびーでは
たくましい姿を保護者の皆さまにご覧
いただくことができたと思います。

令和6/2024年度も
よくあそびよくそだった、
はまようの子どもたち。
次のお楽しみが待つ、
春はもう、すぐそこです。



3月15日、なんとか天気ももってくれて、
47名のおおきいぐみがはまようを巣立ちました。
それぞれの、「わたしなる。ぼくになる。」の
大いなる旅路のはじまりです。
晴れの日も雨の日も嵐の日もあるけれど、
はまようはいつもここにあります。
困ったり、迷ったり、疲れたときは、
いつでも帰ってきてきてくださいね。
ここが、みなさんの「もうひとつの家」だから。
卒園、おめでとう。



はまようちえん
はまようちえん
曜日 行事 降園時刻
2 第71回創立記念日 -
5 3月うまれのおたんじょうかい 13:00
6 体育あそび参観 14:00
8 OPENDAY -
10 子育てあのね 14:00
12 1号・新2号認定児 給食終わり 13:00
13
14

11:30降園 11:30
15 卒園式 -
17 修了式
【1号年長】休園
【1号年中少】昼うさぎtimeありません
11:30
18 1号・新2号認定児 春休みうさぎtime始まり -
26 1号認定児 令和6年度うさぎtime最終日 -
29 新2号認定児・2号認定児 令和6年度保育最終日 -
30
31

春期合宿教員研修のため全園児休園 -

はまようちえん
曜日 行事
1 せいかつはっぴょうかい
かぞく懇談
2 第71回創立記念日
8 OPENDAY
10 子育てあのね
17 令和7年度かぞく(クラス)発表
29 令和6年度保育最終日
30
31

春期合宿教員研修のため全園児休園

はまようちえん
はまようちえん