「コミュニティ・カフェ&ブックスつながりのき」は、幼保連携型認定こども園はまようちえんが、地域の乳幼児教育センターの役割を担い、子育て支援の一環として開設するブックカフェです。はまようとつながりのある人びとに開かれた地域コミュニティの場として、はまよう保護者ボランティアで運営されます。たくさんの絵本と大人の本があり、おいしいコーヒーやお茶とともにゆったりと読書や会話を楽しめます。そのため、普通のカフェと違う点がいろいろとあります。この運営趣旨には、つながりのきでたいせつにしていることが書いています。すべて理解された上でご利用くださいますようお願いいたします。

原則的に、はまようちえんが運営する、はまようちえんにつながりのある方(在園卒園児とその家族と地域の方)のためのカフェです。つながりの無い方には、その都度「利用料」をいただきます。はまようコミュニティの一員である人、そうありたいと願う人のためのカフェであることを、まずご理解ください。
★在園児は保護者証を提示ください。
 卒園児は氏名・住所・年齡などを受付票にご記入ください。
★地域の方・・・はまよう在園児の通園地域の方。
 住所が証明できる身分証などをご提示ください。
★つながりのない人 利用料1グループ1回200円
 (お一人の場合はお一人200円です)
★つながりのない人が継続的に利用される場合の会員システム
 つながりのきにつながる会 入会金1000円(生涯会員)

 
このカフェは、はまようちえんが「ひともうけしてやろう」と考えて作ったものではありません。遠くからたくさんの人に来ていただいて繁盛したいとは思っていません(かと言って無償奉仕しようとも考えていませんが)。
週に二日(火曜・木曜の午前中)は、はまようちえんの子どもたちが絵本を読んだり借りたりする「保育の場」となります。
運営は、基本的にはまようの保護者ボランティアやスタッフが中心となって担います。ですから、まいにち決まった時間にオープンして決まったメニューがあるお店にはなりません。開いていたらラッキー。そんな風に思っていただけると幸いです。

 
まわりの人に迷惑をかけそうで子連れでおしゃれなカフェには行けない。そうあきらめている、常識と思慮のあるママ・パパを歓迎します。ほんとうのパブリックで必要な作法を身につけるレッスンの場として「つながりのき」をお使いください。たとえば、パブリックの場で何か子どもが無分別な粗相をしたとき、そして親がそれを注意できなかったとき、ほとんどの場合その行為は「放置」されるか「黙殺」されます。「つながりのき」は、「おたがいさまコミュニティ」の学びの場としてもあります。「おたがいさま」だからなんでも「ええよ」で済ませるのではなく、「ええよ」の後に、世話焼きのスタッフやお客さんから、ときに厳しく、ときに優しくどうすればいいかを教えてもらえます。本当のカフェでは誰もそんなこと教えてくれないですよね?半分だけパブリックな空間で、気軽に公共マナーを身につけてください。

 
例えば、カフェ開業を目指している人、誰かのために料理を作ることが好きな人、朗読会をしたい人、手作り品の展覧会をしたい人、寄席をしたい人、弾き語りをしたい人、対話をしたい人・・・。
何かをやってみたい人が、その日その時間だけの「店主」となって「カフェ&ブックスつながりのき」を「◯◯カフェ」や「◯◯会」に変えて、集まった人たちとお楽しみを分かちあう(シェア)ことが可能です。詳しくは、はまようちえんハタタカユキまでお問い合わせください。

第一に、「人と人のつながりをつくること」です。
世界中の人々と開かれたコミュニケーションを可能にするインターネットの普及によって、身近な人と人の関係はむしろ息苦しさを増しているようにも思えます。私たちはいま一度、じぶんたちの足元を見つめ直し、顔の見える等身大の関係を紡ぎだし、つながりの中で「おたがいさま」「持ちつ持たれつ」の心持ちを育んでいきたいと願います。
第二に、「楽しむエネルギーをわかちあうこと」です。
「コミュニティ・カフェ&ブックスつながりのき」では、いつも誰かがじぶんのやりたいことをしています。ある人にとっては趣味の延長だったり、またある人にとっては夢への一歩かもしれません。自発的に主体的にものごとを楽しむ人のエネルギーにふれることで、じぶん自身の中にも新しい何かが生まれるかもしれません。とりたてて大きなことではなくてもね。

 
はまようちえんのようちえんかぞく(3~5歳児)では、じぶんたちの暮らしを「自治」するために子どもたちが作る生活ルールのことを「おきて」と呼んでいます。コミュニティ・カフェ&ブックスつながりのきでも、この空間を気持ち良い場にするための基本ルールを「おきて」として制定します。おたがいさまで心地よい場づくりをするために、守っていただきますようよろしくお願いいたします。

注文した品は自分で席まで持って行き、飲み食べ終えたら自分で返却してください。子どもが飲み物をこぼしたら、親が自分で掃除します(雑巾などはお貸しします)。子どもが絵本や家具を破損させたり、汚したりした場合は必ずスタッフにお知らせください(謝罪は親がしてください)。そうしておたがいが気持ちよい場をつくりだせればいいなと考えています。

わが子と一緒に過ごしてください。子どもが絵本を探しに行くときもトイレに行くときも一緒につきあいます。テーブル席とカウンターご利用の場合には「すぐに戻ります。」カードを置いてください。小上がり(座敷)の大テーブル、クッションスペースの席取りはできません。展示してある積み木などで遊ぶ場合はスタッフに声をおかけください。混雑時の席の長時間使用は、ご遠慮ください。

一度に本棚から抜き出すのは3冊まで。本は「覚えている限り」元あった場所に戻します。ただしわからなくなった場合は、返却ボックスに戻してください。本の破損をみつけた場合はスタッフまでお知らせください。

基本的に「つながりのき」は、絵本を読んだり、宿題をしたり読書をしたり「静かに過ごす」場所であることを親が伝えてあげましょう。
①スマホ、ゲーム機禁止。
カフェで過ごすじぶんの家族の楽しいひとときをスマホで撮影するのはオーケーです。
②コーヒー、紅茶、コーラ禁止。
子どもの健康に害のあるものを提供しません。ドリンクはりんごジュースなどに限られます。
③子どもだけの来店は親の許可が確認できること。
スタッフから連絡のつく電話番号を必ず持たせてください。所持無き場合は入店できません。なお店に居られるのは、4月〜10月末までは16:30、11月〜3月末までは16:00までです。
④ドリンクパスポート。
ドリンク10杯ぶんの記名式カードパスポートです。現金を持たせる心配がありません。詳しくはスタッフまで。

基本的に、じぶんで「どうふるまうことがふさわしいか」を考えて過ごしてください。
①友人同士は、1グループ4名まで。
限られたスペースをわかちあって使うために制限します。
②席の独占は制限します。
混雑しているときは、声をかける場合があります。

使い捨てのお手ふきや紙コップなどははまようの行動指針(エコロジーへのコミットメント)に反するため使用しません。ゴミ箱もありません。ドリンクのお持ち帰りをご希望の方はマイカップや水筒をお持ちください。また、注文した飲食物はすべて残さないようにお願いします。特に、子どもの残りモノは親が最後まで責任をもって飲食ください。