はまようちえん二十四節季



未来を切り拓く練習。


9月1日、2学期始動。
畑では、朝イチから年長児『はたけ隊』が、
終わった夏野菜の伸びたつるや茎、雑草を引き抜き、
畑の模様替えに汗をかいています。
園庭では年少担任が運動会を見据えて、
子どもたちと綱引きあそび。
縁側では、夏休みの研修先で立ち寄った
美術展で仕入れた道具を用いて子どもと製作。
その隣では廃材でのスタンプあそび。
MTC(モーニング・テラス・クッキング)は、
湯がいた四角豆を箸でつかむクッキング。

全員の子どもたちが登園しても
人数が多く感じないのは、
子どもたちが園庭のあちこちに散らばって、
めいめいに好きなあそびを自主的に選んでいるから。
昔は休み明け初日は午前中まで、
という「助走」をとっていましたが、
いまはたくましく育っている子どもたちにあわせて
初日からフルタイムで過ごしています。

2学期は、運動会、いもほり、サンマパーティ、
ファンタジー、里山、遠足などなど、
楽しいことがもりだくさんに待っている学期。
日常のルーティン生活が変わり、
こころとアタマが揺さぶられる学期となります。
はまよう教育課程においては「表現期」。

一学期までのくらしで獲得した安心・安全を
ベースに、日常と非日常を行き来しながら
一人ひとりがそれぞれの出来事に主体的に関わり、
その過程を通してじぶんの得意なことを
最大限に発揮したり、友だちと協働して
苦手なことにも取り組んだり、
自らの「表現」によって、生活を創造する
よろこびを獲得していきます。


将来、予測できない未来に対応するとき、
社会の変化に受け身でいるのではなく
(ましてや変化を否定したり回避したりするのではなく)、
自ら主体的かつ柔軟に物事に向き合い、
感性を働かせ経験に根ざした確かな判断を
選好できる人になってほしい。

そのためにはまようでは、こころと身体を動かす
直接体験をさまざまに用意します。
なかでも体験のなかで起こる危機や危険、
不快や失敗など負の体験は育ちのチャンス。
先生に助けを借りたり友だちと知恵をだしあったり
しながら、自らそれを乗り越えられたという経験は、
確かな「経験知」として生きる力の地盤を強固にし、
やがて自らの人生を切り拓き、よりよい社会を
創り出す人となる源泉になるのでは
ないかと信じています。

はまようで体験するさまざまな出来事は、
将来予測不能な未来を、自ら恐れず
たくましく切り拓いていくための
子どもたちにとっての「楽しい練習」なのですね。




はまようちえん
はまようちえん
曜日 週数 行事 降園時刻
1 21 始業式
(給食始まり・年中年長体育あそび始まり)
14:00
2 21 親子学級 14:00
6 22 絵本貸し出し始まり 14:00
10 22 OPENDAY -
13 23 子育てあのね 13:00
14 23 あまっこ食育レッスン 14:00
17 23 ようちえんかぞくH29年度入園説明会 -
20 24 保育参観 14:00
21 24 保育参観 13:00
21 24 9月うまれのおたんじょうかい 13:00
23 24 うんどうかい予行 14:00
30 25 13時降園・1号認定児昼うさぎtimeなし 13:00

はまようちえん
曜日 週数 行事
2 23 歯科検診
10 24 OPENDAY
13 25 子育てあのね
14 25 あまっこ食育レッスン
17 25 ようちえんかぞくH29年度入園説明会


はまようちえん
はまようちえん