はまようちえん二十四節季



すべては
正しいときに正しい場所で起きる
11月1日火曜日。
朝、いつものように登園してきた
子どもたちは、ようちえんに
ただならぬ事態が起こったことを知ります。

園庭と部屋は遊具や家具が散乱し、
縁側は砂や黒い土で汚され、
銀色のホースがうねる物体が
中庭の地面に突き刺さり、
ケヤキの木にはパイプで組まれた
立体物がぶら下がっていました。
巨大な着物や大きな団扇や太鼓を
みつけた子どももいました。
着物は「かみさま」のもの?
さっそく、かぞく全員が中庭に集まり、
起こったことの検証をはじめました…。


毎年、この時期に(なぜか)訪れる、
不思議な「出会い」。
今年はついに、子どもたちは「かみさま」
と出会ったようです。

かみさまは目に見えない。
かみさまはかみさまの「くに」に住んでいる。
「いま、ここ」にいないかみさまと、
「いま、ここ」を生きる子どもたちの出会い。

かみさまは、子どもたちを試します。
子どもたちに課題を与えます。

はまようちえん 子どもたちは、この突然起きた不思議な
出来事を否定したり、無視したり、
無関係でいたりすることはしません。
子どもたちは、この出会いを
「あるがままに」受け入れます。
自発的に関わり、
能動的に理解しようとし、
積極的に答えをみつけようとします。

そして子どもたちは、彼らの物語を
じぶんたちの知恵と想像力で紡いでいきます。

「不思議を自分の中に受け入れられるように
なると、ほんの少し人生が変わる。いちど
不思議を認めると、さまざまな不思議を
さらに受け入れることができる。そのひとつ
ひとつに感謝することを通して、不思議への
信頼が生まれ」そうすると
「必要なものは必ず必要なときに与えられる
という安心感が芽生え、むやみやたらな焦りや
不安が消えていく」とある人*は言います。


アメリカ・インディアンはそれを、
「すべては正しいときに正しい場所で起きる」
と言い表しました。

わたしたちが、この出会いを十数年間、
たいせつにしてきたのは、
わたしたちだけでは伝えられない何かが、
この体験のなかに
あることを知っているからです。

大いなるものとのつながりのなかで、
子どもたちは、その「何か」をきっと
つかんでくれると信じています。

*松木正「自分を信じて生きる」小学館より




はまようちえん
はまようちえん
曜日 週数 行事 降園時刻
1 30 年長卒園アルバム写真撮影 14:00
4 30 ファンタジープロジェクト参観 14:00
10 31 秋のみのり遠足 14:00
11 31 親子学級 14:00
12 31 OPENDAY -
14 32 子育てあのね 14:00
18 32 ファンタジープロジェクト参観 14:00
20 32 親子ハイキング(申込者のみ) -
23 33 うえださんの畑へ行こう(申込者のみ) -
25 33 ファンタジープロジェクト前日のため
1号認定昼うさぎtimeなし
14:00
26 33 ファンタジープロジェクトフィナーレ
(1、2号ともに昼うさぎtimeなし)
11:00
28 34 1号認定児ファンタジープロジェクト代休 -
30 34 11月うまれのおたんじょうかい 13:00

はまようちえん
曜日 週数 行事
5 32 ナーサリーかぞく懇談
10 33 秋のみのり遠足(いねかぞくのみ)
12 33 OPENDAY
14 34 子育てあのね
20 34 親子ハイキング(申込者のみ)
23 35 うえださんの畑へ行こう(申込者のみ)


はまようちえん
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