はまようちえん二十四節季



老師に学ぶ。
「そんなん意味ない」。
「そうすることになんの意味があるのか教えてほしい」。
しばしば私たちのまわりで聞かれる言い方。

老師曰く。
情報化社会とはすなわち「意味しか存在しない」社会だという。

他者は自分にとって意味を持たない部分を
持っている存在であり、そんなものと
生活をともにすることは面倒くさい。
子どもや家族は、森、川、海と同様の「自然」である。
つまり無意味なものにあふれ、同じものが無い、
感覚の世界である。

そんな「雑音を含み過ぎている」生身のヒトと接するよりも
同じ意識が集まった均質な仮想空間での交流のほうが楽である。
----独身者が急増するわけである。

はまようちえんこうした理路に、なぜ陥るのか。
「小さい時から、安心安全を旨として、できるだけ
恒常的な環境に置いて子どもを育てるのだから、
そうなって当然」と老師は解く。
そうして現代人は、
「意味しか存在しない」社会を
つくり、自然的なものから遠ざかる。

子どもや子育ては、
「ああすれば、こうなる」と人(親)が完璧に
コントロールできるものではない。
親がいくら努力したって、子どもの将来はわからない。
それが「子どもという自然」である。
天気や火山の噴火や地震を
コントロールできないように、
子どもをコントロールすることは不可能である。

自然から遠ざかってしまった結果、
自然はコントロールできない
存在であることを、ヒトは忘れてしまった。
そして制御不能となったわが子に対して暴発する。

現代社会の歪みは、
「人びとが自然に対峙する方法を忘れて
しまったことに根本の原因がある」。

1月10日始業式。
半袖短パンの子どもたちが集められました。
半袖短パンになること自体に、本質的な意味はない。
でも確実に彼らは風を感じ、温度を感じている。
つまり「自然に対峙」している。
それが素敵ではないか。
ひとは自然の一部であることを感覚でわかる。
そのことが彼らの育ちの何につながるのか、
答はわからないけれど。

たとえ時代遅れと言われようとも、
われわれだけでも、子どもを自然に近づけることを
これからも一層たいせつにしたい。

そんなことを老師の 著書 を読み、考えた年の初めです。
今年もよろしくお願いいたします。




はまようちえん
はまようちえん
曜日 週数 行事 降園時刻
4 39 2号認定児はじまり -
9 40 1号認定児うさぎTimeはじまり -
10 40 始業式 13:00
10 40 給食はじまり 13:00
11 40 体育あそびはじまり 14:00
12 40 親子学級 14:00
13 40 OPENDAY -
16 41 絵本貸し出しはじまり 14:00
17 41 1月うまれおたんじょうかい 13:00
19 41 子育てあのね 14:00
22 42 かぞく懇談(たいよう・つき) 14:00
23 42 かぞく懇談(うみ・ほし) 14:00
24 42 内科検診(2号のみ) 13:00
25 42 年長雪遊び遠足 14:00
29 43 かぞく懇談(かぜ・やま・そら) 14:00
30・
31
火・
43 保育参観 13:00
14:00
31 43 平成30年度ようちえんかぞく
新入園児入園準備説明会
※1号認定児うさぎtimeありません。
 朝うさぎのみあります。
13:00

はまようちえん
曜日 週数 行事
4 41 保育はじまり
12 42 親子学級
13 42 OPENDAY
19 43 子育てあのね
24 44 内科検診
31 45 平成30年度ようちえんかぞく
新入園児入園準備説明会(いねかぞくのみ)


はまようちえん
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