はまようちえん二十四節季



平成最後の一年のふりかえり。
2018年もあとひと月となりました。
この頃よく聞くちまたの合い言葉は、もちろん
「平成最後の・・・」ですね。
ふりかえってみると平成時代の30年間は、
平らに成るどころか、時代はますます混沌としてきています。

今年私たちのまちは、立て続けに自然災害に見舞われました。
その都度、日頃の備えを見直したり、
次に来る災厄を想定したシミュレーションを
強化したりしてきました。

この4月に開設したナーサリールームは、
今回はあまりその実力を発揮できませんでしたが、
実は最新の太陽光発電と蓄電池システムによって、
停電時にも電気は一晩中使えるようになっています。
今後は水や食料等を備蓄できる倉庫を作り、
いっそう強力な自主的な地域の災害拠点になれる
ように整備していく計画です。
いまある建物はすべて高度な耐震化建築となり、
これまで経験した大震災に耐えられるものになっています。

しかし、はまようのほんとうの強みはそうした
ハード(物的空間的資源)面の充実ではありません。
それを使いこなすソフト(人的資源やシステム)を
時間をかけて醸成してきたことが(あまりふだんは意識
されていないと思いますが)何よりもの強みなのです。

はまようちえんはまようでは十年ほど前から、
形骸化していたPTA活動を解消し、
保護者の自主性を信じた『おたすけまん』という
システムを運用しています。
また、休日には保護者だけで
ようちえんを使う
『園庭園舎レンタル』もあります。
これらは、日頃からようちえんというハードを
保護者が使いこなすための
シミュレーションになっています。
道具がどこにあるか、場所をどう使うかなどに
主体的に携わることによって、
自然とハードやスタッフとの
関わりに「慣れる機会」にもなっているのです。

また、今月ようちえんで
キャンドルナイトを開催する
『はまぺらーず』や
毎月OPENDAYで廃品回収を行う『エコット』、
『はまようランニングクラブ』『カフェ&ブックスつながりのき』などの
はまよう公認の保護者活動は、はまようの理念を共有理解した
保護者が集まり、とりわけ卒園児保護者が多数在籍することで、
はまようネットワークが永続的につながっていける
ハブのような機能も果たしています。

こうして、はまようネットワークが拡大しつながり続ける
ことによって、万が一大災害が起きたときに、
保護者がはまようを災害拠点として
主体的に活用できることにつながってほしいと願っているのです。

12月に入り、ようちえんでは平成最後のクリスマス・ウイークが
始まりました。子どもたちの目の前で、羽を剥がれた丸鶏が
ダッチオーブンに入れられて石窯で焼かる。
焼き上がりに目を見張り、切り分けられ、
ようやく見たことのある鶏肉となる。
火の有用性と鶏(人に食べられる生命)への畏敬の念が
過去の記憶として未来で生きることを願う大人たち。
いまをおいしくいただくことに夢中になる子どもたち。

来年も、さまざまな思いもよらない事が起きる
かもしれませんが、はまようの大人も子どもも
日々の生きた体験を通して培った
「つよさ、かしこさ、うつくしさ」で、
どんなこともポジティブに受け入れて乗り越えていきたいものです。
今年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。




はまようちえん
はまようちえん
曜日 週数 行事 降園時刻
1 34 OPENDAY -
3 35 卒園アルバム用かぞく写真撮影 14:00
4〜11     個人懇談  
4 35 絵本貸し出し終わり 14:00
7 35 子ども人権DAY(親子学級) 14:00
12 36 12月うまれのおたんじょうかい 13:00
14 36 子育てあのね 14:00
16 36 はまぺらーず主催 キャンドルナイト
(申込者のみ)
-
17〜21 月〜金 37 JA絵画展  
18 37 おもちつき 14:00
19 37 内科検診(2・3号のみ) 13:00
20 37 2学期終業式 11:30
21 37 平成31年度 新入園児親子面接
ふゆやすみうさぎtime 始まり
-
26 38 1号認定児うさぎtime 年内最終登園日 -
28 38 2号認定児 年内最終登園日 -

はまようちえん
曜日 週数 行事
1 35 OPENDAY
7 36 子ども人権DAY(親子学級)
14 37 子育てあのね
16 37 はまぺらーず主催 キャンドルナイト(申込者のみ)
17〜21 月〜金 38 JA絵画展
18 38 おもちつき
19 38 内科検診
28 39 3号認定児 年内最終登園日

はまようちえん
はまようちえん