はまようちえん二十四節季



夏の風物詩の行方。
災害級の暑さだった昨年からすると、
ずいぶんマシな今年の夏。
とは言え、8月に入って日中は、
WBGTが「危険」を示すようになりました。

夏休みのはまようは、午前中はプールに入って
体感温度を下げてから一日が始まる日課です。
最も暑い時間帯は涼しい部屋で過ごしますが、
園庭には木陰も多く、吹く風が爽やかなときには
屋外であそびます。
今日(2日)も、すこし暑さがマシになると、
たちまち(なぜか)リレー遊びが始まって、
大人たちを驚かせる子どもたち。

はまようちえんふと街を見回すと、あれあれ
扇風機を片手に歩いている人がいるぞ。
手持ちの扇風機、
子どもの頃は模型で作ったなあと
懐かしく思いましたが、
持ち歩く人は(かっこ悪いから?)
いませんでした。
時代が変われば価値観も変わり、
若い女性が扇風機を片手に闊歩することは
恥ずかしいふるまいでは
なくなったのですね。

街に、ハンディ扇風機を持つ人があふれたら
いやだなあと思うのは古い人間なのかな?

古来より、日本にはパーソナルに
風を起こす道具として、
団扇や扇子という道具がありますね。
日本を訪れる外国の方にも人気のアイテムだと聞きます。
日本独自の美的意識「用の美」が、そこにはあります。
「風情」とか「風流」とかは、
これらの道具と関係があるのかも。

街の風紀が乱れるとまではいいませんが、
便利で楽で効率を求めるだけの無粋な道具は
美しさに欠けるし、生活の中にできるだけ
採り入れないでおきたいなあと思うのです。

熱中症対策が欠かせない日本の夏。
風鈴、麦わら帽子、すだれ、行水、海水浴…
暑さをしのぐ昔からの風物詩に親しみながら、
上手に夏を楽しみたいですね。
そうそうようちえんでは、毎年子どもたちに
大人気のかき氷も自家製梅シロップでいただきます。

元気に夏休みをお過ごしください。
2学期、真っ黒に日焼けした顔で再会できる
ことを楽しみにしています。


参考・環境省熱中症予防情報サイト



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3 17 OPENDAY -
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