はまようちえん二十四節季


しあわせの行方。
「しあわせってなんだっけ?」。
「ポン酢醤油がある家さ」。
食卓にポン酢醤油があるだけで
しあわせな家族団らんが叶えられる。
TVCMがそんなのどかでささやかな
幸福を喧伝していた昭和時代。
ポン酢醤油は「選んで買う」ものではなかったし、
お鍋は湯豆腐か水炊きの2択*でした。
(*わが家比)

令和のいま、
スーパーの棚には目移りするほどのポン酢醤油が並び、
豆乳やトマト味、豚骨やカレー味など
冬じゅう日替わりで楽しめるほどの
鍋の素(鍋つゆ)が市販されています。

選ぶものが無かった昔と
選び放題の今を比べて、
どちらが幸福度が高い時代かを問うのは
あまり意味のあることではないと思いますが、
「何が人を幸せにさせるのか」や、
「幸せな人は何をもっているのか」を
知ることはとても大切なことのように
思えます(ポン酢醤油だけじゃなく)。

はまようちえん幸福学を研究する前野隆司氏は、
アンケート分析の結果、
人生の幸せは「幸せの4つの因子」を満たす
ことによって得られると結論づけています。
その4因子とは、
「やってみよう!」因子
「ありがとう!」因子
「なんとかなる!」因子
「ありのままに!」因子
だそうです。

なんだ、それ。
はまようがたいせつにして、
いつも折に触れて言っていることではないか。
ちょっと拍子抜けしますが。

翻って子育て中のお母さんの口癖を思うと、
「ありがとう!」を言いなさい、
と子どもに口酸っぱく言う姿を
思い浮かばせずにいられないのです。

でもね。
われわれがいちばん言って欲しいのは、
「やってみよう!」と
「なんとかなる!」と
「ありのままに!」
なんですよね。

子どもが「これがしたい!」と示したとき、
いいよ、「やってみよう!」と支持し、
失敗したときに、
うまくいかなかったね、
けれど「なんとかなる!」よ大丈夫と受け留め。
目に見えるいろんなことが出来なくても、
あなたはあなたらしく、
「ありのままに!」いてくれる
だけで私(母父)はしあわせだよ。
と嘘でもいいから言えると、
この息苦しい現代を生きる子どもたちが、
どれだけ救われるだろう、と思うのです。
嘘でもいいから。

その嘘は、やがて大きな成果となる。
その嘘は、たぶん誰かを楽にする。
その嘘は、きっと明日を明るく照らす。
きっと。

そう信じることを信じることが、
いまの時代に大事なのではないかと思うのです。

節分に鬼の存在を信じ、
恐怖で泣きながら鬼を追い払い、邪気を祓う。
その体験に先人たちの知恵があり、
生きるための意味が込められているのだと思います。

立春大吉。
最悪の事態で始まった令和6年。
この先は良いことばかりが起こることを念じて、
かけがえのない今日を生きようと誓うのです。
誰のためでもなく。
そして嘘偽り無く。




はまようちえん
はまようちえん
曜日 行事 降園時刻
1〜
9
 

保育参観(1、5、6、8、9日)

-
1 第一回 生活発表会製作おたすけまんMTG 14:00
7 子育てあのね 13:00
10 OPENDAY -
15 生活発表会 準備
※1号認定児は昼うさぎtimeありません。
14:00
16 生活発表会
※1号・新2号・2号認定児ともに
 終日うさぎtimeありません。
12:00
17 令和6年度 新入園児講演会 -
20 絵本貸し出し終わり 14:00
21 2月うまれのおたんじょうかい 13:00
26 今年度絵本最終返却日 14:00
28 令和6年度新入園児おはなし会
※1号認定児は昼うさぎtimeありません。
13:00

はまようちえん
曜日 行事
7 子育てあのね
10 OPENDAY
17 ようちえんかぞく令和6年度新入園児講演会
28 ようちえんかぞく令和6年度新入園児おはなし会

はまようちえん
はまようちえん