子どもから学ぶこと〜BORN TO RUN
園庭の気温が上がり出すと、子どもたちの遊びが夏仕様に脱皮していきます。シャボン玉、水遊び、泥遊び、虫探し、プールなど遊びの内容が変わっていくことはもちろんですが、この夏、私たちは子どもたちの「足」に注目しました。そう、暑くなると子どもは裸足になり始めます。足裏が痛くないのだろうかと大人は心配するのですが、裸足になる子どもたちはそうすることがあたりまえのように生き生きと走り回っています。
考えてみればそもそも人間は裸足で歩いて(走って)いたはずで、子どもたちは大人が忘れてしまった人間本来の姿を自然と求めているのだと思えてきました。
おりしも今「全米20万人の走りを変えた」とセンセーショナルに日本に紹介された本『BORN TO RUN 走るために生まれた』が日本のランニング愛好家たちの間で話題になってます。そのなかで米国の著名なランニングコーチはこう言っています。「人は何千年もシューズなしですごしていた。シューズにいろいろと矯正機能を加えようとすれば、過剰に足の機能を補うことになると思う。直す必要のないものまで直すことになる。裸足になって足を鍛えればアキレス腱や膝、足底筋膜などに問題が生じるリスクは減るだろう」。そしてまた、太古の昔「人は食べるために走り、食べられないために走った」とあります。つまり獲物を追いかけ、自身が獲物にならないために走ったと。
筋肉にしろ関節にしろ(脳でさえも)人間の身体は、使用頻度が減少するとその機能と能力は衰えるといわれています。21世紀の現代、大人になっても裸足でいる民族は、シューズを履いてすごしているわれわれが抱えているさまざまな身体の不調を知りません。いっぽうで、今の私たちは「自然に還る」ことが、どれほど難しいかを知っています。
子どもたちは、必ずしも「大人が思う快適さ」を求めてはいません。彼らはもっと、人が昔から感じている「生きるためにたいせつなこと」を知っているような気がするのです。
最新のテクノロジーで快適さを享受すればするほど新たな不調を発生させている現代人。こと身体の健康に関する分野に関しては「昔のスタイル」を取り戻してみること(はまようちえんの給食スタイルが好例)が案外近道なのかもしれないと、裸足の子どもたちから教えられた気がします。そして、人は過保護にすることによって、どんどん弱っていくことも、もっと真剣に考えてもいいのではないでしょうか。
きのっこ(親子ひろば)、OPENDAY(園庭開放)では学生や一般のボランティアを随時募集しています。詳しくは園までお問い合わせください。 |
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今月の予定
日
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曜日
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週数
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行事 |
降園
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1
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木
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12
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プール参観/個人懇談
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14:00
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2
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金
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-
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親子学級#3 |
14:00
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7
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水
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13
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7月生まれの誕生会/七夕
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13:00
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8
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木
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13
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体育遊び終わり)
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14:00
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9
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金
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13
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つながりスタッフミーティング
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14:00
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13
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火
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14
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8月生まれの誕生会/給食終わり
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13:00
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14
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水
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14
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1学期終業式
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11:30
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15
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木
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14
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年長お泊まり保育
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-
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16
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金
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14
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-
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17
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土
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-
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24時間リレーマラソンin舞洲(親子学級) |
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18
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日
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-
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19
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月
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-
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海の日/OPENDAY
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-
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20
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火
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-
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夏期保育〜30日まで
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-
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21
|
水
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-
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夏祭り(浜小学校)
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-
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