学校法人小寺学園浜幼稚園
5月 皐月 May 2011年 平成23年
アースデイうゆきちまつりで、街頭募金のための横断幕をつくる子どもたち。
子どもを守りたい

 
「子どもの安全を守る」。それは成熟した市民の務めです。犯罪、災害、交通事故、公害、食品、メディア・・・私たちの町でも子どもの「安全で健康な生活」を守るために遠ざけたいリスクは、残念ながらうんざりするほど長いリストにすることができます。

 このたびの東日本大震災で、さらに「放射能汚染」という一般人には非常にわかりにくい脅威をリストに登録しなければならなくなりました。去る4月20日、兵庫県私立幼稚園協会の園長会で福島県いわき市で被災されたほうとく幼稚園の副園長先生から、震災当日から現在までの様子をお聴きすることができました。先生は、福島では震災のダメージよりも原発事故による不安と混乱に疲弊していると肩を落とされました。国や専門機関から絶対的な安全性を示されない中、幼稚園の子どもたちの屋外での遊びや生活を自粛せざるをえない苦渋の決断を強いられています。本日(5/2)現在も、政府の見解である子どもの被曝量20(ミリシーベルト/時間)の基準撤廃を求める声が国会議員や市民から上げられている最中です。食べ物の放射能汚染についても政府の基準値を下回っていたとしても子どもは「食べないにこしたことはない」と言う識者もおられます。一日も早く、福島の子どもたちに「安全で健康な生活」が戻ることを心から願います。

 そして、これほどの脅威を与える原子力発電(事故)について、わたしたちは今、「安全で健康な生活」のための未来への選択を迫られているのではないでしょうか。エコロジーへのコミットメントを掲げるはまようちえんでは、子どもたちへ手渡す地球環境を見据えて、9年前(2002年)から「はまようちえん お日さま発電所」(太陽光発電)を設置し、未来への手がかりとしてきました。

 今回の惨事は、絶対に起きてはならない事でしたが、現実に目の当たりにしたいま、本気で次世代のエネルギーについても、私たちは今まで以上に関心をもって、子どもたちに胸を張れる未来を引き継ぎたいと思います。

 いわき市の副園長先生は、震災後1カ月の保護者への手紙のタイトルをこう書きました。「子ども達の命を護るために一緒に頑張りましょう」と。はまようちえんも、心を東北に向けて、子どもたちの未来のために何ができるか、毎日考えていたいと思います。あなたとご一緒に。

今月の予定

曜日
週数
行事
降園時刻
3
-
憲法記念日
4
-
みどりの日
5
-
こどもの日
6
4
こどもの日まつり/
東日本大震災街頭募金(ウサギクラス)
年少13:00/年中長14:00
9
5
登降園コース始まり
14:00
10
5
王子動物園親子遠足
12:00
11
5
絵本貸し出し始まり
13:00
12
5
絵本係ミーティング
14:00
13
5
子育てあのね/親子学級
14:00
14
-
OPENDAY
16
6
衣替え
14:00
17
6
王子動物園親子遠足(予備日)
14:00
21
-
園庭キャンプ
22
-
25
7
誕生会
13:00
26
7
参観・クラス懇談・ランチ会(かえで組)
14:00
27
7
親子学級
14:00
28
7
親子ふれあいDAY
11:30
30
-
代休
31
8
参観・クラス懇談・ランチ会(いちょう組)
14:00


きのっこ(親子ひろば)、OPENDAY(園庭開放)では学生や一般のボランティアを随時募集しています。詳しくは園までお問い合わせください。

更新履歴

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