寒さは、人をあたたかくする。
11月。さすがに寒くなりました。
「寒いな〜」
「走ろっか」
「ギュッとしよ」
「おしくらまんじゅう」
「焚き火であったまろ」
「おっ、今日はおでんか」
「ふとんのなかは極楽やぁ」・・・
よのなかには、寒くなるとありがたいものがたくさんありますね。 で、そのありがたいものたちは、なんかこう人と人の距離を近づけてくれているような気がするのです。一人ひとりの寒さは一人ではどうしようもないから、みんなで知恵をだして、工夫をして暮らすというか。そんな営みは、あんがい切り捨てるものではないんじゃぁないかと思います。 だけど、ちかごろは、フリースやらダウンやらおしゃれなタイツやらスパッツやらの暖かい服を着たり、「使い捨て」のカイロをポケットに忍ばせたり、コンビニで「ひとり用鍋」が売っていたり、いつのまにか、寒さ対策は個別にとりおこなう冬じたくになってしまいました。
「寒いね〜」と子どもと抱きあったり、外で走りまわって遊んだり、火やお鍋を囲んだりする前に、そもそも寒さを個別に積極的に回避するのは、いったい子どもたちにとってなんのためなんでしょうか。
はまようちえんは、子どもは風の子であってほしいと願う幼稚園です。「風の子」とは、言い換えると自然とともにある子です。夏は暑く、冬は寒い、という当たり前の環境に身をおいて、暑さ寒さを受け入れ、自ら考え、工夫し、仲間とともにあることを肯定し、毎日を楽しく過ごせるようになれる人を育てたいなぁと考えています。
ご存じの通り、子どもたちは土や水と遊ぶことや虫や動物が大好きです。それは子どもが、より自然に近い存在であるからとも言いますが、成長するためにたいせつな何かを自然から受け取らなければならないことを子どもは知っているからだと思うのです。風や陽光や気温湿度、天候は何よりも大いなる自然です。風が冷たさを届けてくれているのに、それを幼い子どもから奪い取ってしまうことは、この時期に自然から受け取れるたいせつなギフトをもらいそこねることになるのかもしれません。やっかいなことに、このギフトは大人になってから得ようとすると、子ども時代の何百万倍ものエネルギーがかかるので大変苦労するようです
寒さに強い身体をつくるのは寒さである。
風邪を予防するのはうがい手洗いであって、厚着ではない。
寒さはあたたかさの母である。
そんなことを宣言したくなった2010年冬の入り口です。
きのっこ(親子ひろば)、OPENDAY(園庭開放)では学生や一般のボランティアを随時募集しています。詳しくは園までお問い合わせください。 |
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今月の予定
日
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曜日
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週数
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行事 |
降園
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1
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月
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24
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衣替え |
14:00
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3
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水
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-
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文化の日 |
休
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5
|
金
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24
|
秋の遠足 |
14:00 |
10
|
水
|
25
|
さんまパーティ(年中小) |
13:00
|
12
|
金
|
25
|
さんまパーティ(年長) |
14:00
|
13
|
土
|
-
|
OPENDAY |
休
|
14
|
日
|
-
|
親子ハイキング |
休
|
20
|
土
|
26
|
作品展 |
14:00
|
22
|
月
|
-
|
代休 |
休
|
23
|
火
|
-
|
勤労感謝の日 |
休
|
24
|
水
|
27
|
誕生会 |
14:00
|
26
|
金
|
27
|
子育てあのね |
14:00
|
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