12月 師走 December 2007
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寒空の下、3学年総掛かりで山に池をつくる。 みんな悩んで、ゆく年くる年。 園庭のいちょうの葉がようやく黄金に色づき、子どもたちが落ち葉の花束を作ったり、髪飾りを作ったりしています。今年も残すところあとひと月となりました。幼稚園で過ごす子どもたちを見ていると、春からずいぶんと成長した様子が実感できます。毎朝子どもたちを門で迎えて「おはようございます」と交わす挨拶ひとつにもそれは伺えます▼子どもが育ったという実感は、人それぞれ異なるでしょう。語彙が増えた、トイレを失敗しなくなった、文字が書けるようになった、自分の顔がそれらしく描けるようになった、自分で起きられるようになったなどなど。それまでできなかった何かが「できる」ようになることは、わかりやすい物差しになります。そして私たち親は、しばしばできることだけでは満足せず、「早く」できることを求めてしまいます。他人より早くとまで望まなくとも、人並みに早くと願ってしまう。隣の子とは異なる個性を持っているのに、育つ速度は同じであってほしいと無茶を言う。わかっているんだけど、そう思っちゃう。やれやれ▼一年の終わりに、来年こそは、わが子を他人と比べず、ありのままを受け入れ、ゆっくりと育ちを見守っていこうと心に誓う・・・ああ、なんだか去年も同じことを思っていたような。成長していないのは親のほうかもと思い自己嫌悪▼でも大丈夫、みんな悩みは同じようなこと。そして子どもたちは親には見えないところでしっかりと育っています。大切なことは、冬に植えたチューリップの球根が春には(何色かはお楽しみ)きれいな花を咲かせてくれると信じること▼私たちは毎日、ほんの小さなエピソードに育ちの種をみつけ、大切に大切に育てていくことを目標に、来年も子どもたちと一喜一憂していきたいと思います。今年一年、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。 今月の予定
四ノ宮浩監督の新作「(仮)-天国の子どもたち-」 セーブザチルドレン unicef 日本国際ボランティアセンター ピースウインズ・ジャパン 30秒で世界を変えちゃうweb新聞 |
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浜幼稚園のお天気 おつきさまこんばんは
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