受け継がれる伝統。

3月2日。はまようちえんは創立60周年を迎えました。
あらためまして、これまでのご支持・ご協力に感謝申し上げます。

　そして創立記念日が明けると、いよいよ幼稚園生活も
フィナーレに向けての準備が色濃くなっていきます。
　休み明けの3月4日、今年度から始まった『おしごと隊』の
年長児から、年中児への引き継ぎがありました（写真）。
うさぎののんとさくらのお世話をする『ウサギ隊』。
畑の作物のお世話をする『畑隊』。
園庭でのあそびを管理する『パトロール隊』。
　 それぞれの隊員たちは、それぞれの任務をやり遂げた
自信をもって、年中児に「おしごと」の仕方を伝えていきました。
　その誇らしげな姿を見て、常日頃からお伝えしている
「子どもを信頼する」ことのたいせつさを
あらためて強く確信した私たちでした。
　そして「おしごと隊」は、新たな伝統となって 歩み始めたのでした。

　はまようは、今日より明日、明日より明後日と、
変わり続けることを良しとする幼稚園です。
　来年度再来年度は、これまでに体験したことのない
大きな波を乗り越えなければなりません。
　しかし、いつの時代も変わらないこともあります。
　「みんなと仲良くあそべる子ども」
　「たくましく生活できる子ども」
　「こころ豊かに創造性を育む」
建学の精神と呼ばれるこの3つの理念は、
時を経て解釈を変えながらもその本質は変えずに、
これからもたいせつに守り続けていきます。

　年長児の皆さん、卒園おめでとうございます。
　はまようで培った経験を糧に、じぶんを信頼して、 この先も力強く歩んでください。
　はまようはこれからもずっとここにあり、皆さんのことを応援しています。
困ったり、悩んだりしたら、いつでも相談しに来てくださいね。
幼稚園のときと同様に、一緒になって考えたいと思います。